カウンセラーが家族の役をするとき

カウンセラーはカウンセリング中にいろいろな顔を見せることがあります。

わたしはカウンセリングの最初の頃はお母さんやお父さんのような、保護者のような雰囲気で接することが多いように思います。先生の雰囲気が強いカウンセラーもいらっしゃると思いますが、そのような方はコーチングが得意なのかもしれません。

さて、わたしの反応の例をあげてみますと、

「ああ、それはつらかったですね。」と優しく、お母さんの雰囲気。

「ん、大丈夫。」と力強く、お父さんのような雰囲気。

うんうんとうなずいて、静かにクライエントの次の言葉を待っているのはおばあさんの雰囲気。

「それは、こうしてみるのもいいかもしれない。」とか、「こんな言葉もあるでしょう。」と、おじいさんが知恵を語る雰囲気で接することもあります。

わたしは取り立てて不幸な環境で育った訳ではありませんが、家族に悩みを相談するということをせずに成人してしまいました。

思春期にも心を開いて相談できる人は見つからず、哲学的なものに悩みの解決を求めていたように思います。(今でも、哲学的思索に入るのは気持ちいいです。)

しかし、就職してしまうと哲学的な思索では食っていけない。現実が待っています。当時は慌てました。今思い出しても冷や汗が出ます。すってんころんで痛い目にあいましたが、多くの人の助けのおかげで、現在も元気で生活できています。

今考えると、わたしの悩みは家族にとっては荷の重い、存在の根源に関わるような深い悩みだったように思います。そりゃ家族に期待するのは酷だわさと、今なら思います。

それでも、わたしの存在を生み出した大いなるお方は、わたしの家族以外に、家族が与えてくれるような、愛情と栄養と知恵と一緒に過ごす時間を与えてくれる人を用意してくれました。その人間関係のリレーでわたしは現在も成長し続けています。(体はこれ以上成長しないでほしいですが。)

わたしが多くの人から与えられたものを、わたしもカウンセリングの中で提供したいと思っています。

あなたは何を求めておられるのでしょう?

あなたのお話を聞かせてくださいね。

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